平成から令和へ。平成最後の日に思うこと。

ども。ソラノカナタです。

怒涛の10連休が始まり、今日で4日目。

今日は、平成31年4月30日。
いよいよ、今日で平成が終わります。
 

マスコミがやたらと「平成最後の〜」などと連発してお祭りムードを煽っているので、多少うんざりな気分です。
なので、私自身は「平成最後」というのをあまり意識しないようにしてました。

そもそも、新元号「令和」は248個目となる元号。
つまり、平均5年程度で年号が変わっている計算になります。
短いものでは、半年程度しか続かなかった元号もあります。
それらを鑑みると、日本にとっての改元は、それほど大層な出来事ではないということ。

元号が変わっても、急に時代が変わるわけではないし。
私たちの生活が変わるわけでもない。
 

とはいえ、せっかくこの時にブログをやっているので、ここに一言(では済まないけど)残しておこうかなと思います。
 

私は昭和生まれです。
「昭和」の想い出は、そのまま子ども時代の想い出です。
やっぱり、懐かしく思い出すのは、古き良き時代「昭和」の頃が多いですね。
家族といる時間が多かったのがこの時代なので、家族といっしょに過ごした時間は、いまとなっては何ものにも代え難い宝物です。

そして、10代の多感な時期に平成へと移り変わりました。
今回の改元とは異なり、ある日突然、昭和から平成へと変わりました。
平成の始まりは、重苦しい空気だったなぁと記憶しています。
 

私の親は、いわゆる「団塊の世代」。そして私は、第二次ベビーブームの頃に生まれました。
そのため、高校・大学の受験戦争は、それはそれは激戦でした。

そして、バブル経済の崩壊。
私は、この影響による超就職氷河期のあおりをもろに受けた世代です。
いわゆる「ロスジェネ」世代などと言われますよね。

受験だけでなく、就職するのもとても難儀な時代でした。
会社勤めしている今でも、どこの会社に行っても同年代の社員の数は本当に少ないです。
私世代の人口はめちゃめちゃ多いはずなのに、みんな一体どこへ行ってしまったのか。。。
いまこうして、大企業と言われる会社で仕事ができている私は、一応「勝ち組」といってもいいのかな。。。

けれど、ここまで来るのは本当に険しい道のりでした。
 

高校受験・大学受験に失敗した私は、正社員として就職することを諦めました。
やりたいことや叶えたい夢があったので、20代前半までは家事手伝いやフリーターをしながら、自分の好きなことをやってました。
なんて、カッコよく言っちゃってますが、いわゆるプータローってやつですね。
この時期は、本当に親のスネをかじりまくりの親不孝娘でした。
親には本当に苦労と心配をいっぱいかけましたが、こんなどうしようもない娘を見守りつづけてくれていたことには感謝しかないです。

そして、やっとこさ親から自立し、派遣社員として、いろいろな会社を転々としました。
一般事務・会計事務・OA事務・営業事務などといった、事務のお仕事を中心に、いろいろな業種の会社を経験しました。

事務の仕事を続けて10年ほど経った頃、転機が。
コンピュータを使う仕事に興味を持ち、私にもできるのではないかと考えて、事務の仕事をしながらコンピュータの勉強を始めました。
無料で受講できるセミナーを受けたり、民間のスクールに通ったり、職業訓練校にも通ったりと、この時はとにかく行動しました。
 

そんなこんなで、めでたく(?)IT関連の仕事に就くことができました。
この時すでに30代半ばくらいだったので、エンジニアとしてはかなり遅いスタートです。

まずはヘルプデスクから始めて、データセンタでの運用監視でシフト勤務や夜勤勤務といったしんどい仕事も経験しました。
それから、サーバやネットワークの運用業務など、だんだん自分の希望する仕事ができるようになってきて、やっと仕事が楽しいと思えるようになってきました。
そしていまは、運用だけでなく構築業務も担当しています。

こうして、これまで自分の歩んできた道を振り返ってみると、本当に我ながらよくやってきたなぁと思います。
 

私にとっての「平成」は、まさに苦難と困難の連続でした。
青春時代、そして社会人としての20年以上を過ごしました。
人生のもっともコアな年代を過ごしたのが平成だったなぁと感じています。

そして、これからは、この先の人生を見つめて生きていきたいと考えています。
まだ先の話なのかもしれませんが、十数年後に定年を迎えるにあたっての準備を進めていかなければ、と必死に考えているところです。
人生も折り返し地点に差しかかりましたが、やりたいことはまだまだ山ほどあります。

それらを叶えるために、そして健やかに、穏やかに、これから先の人生を生きていくために。
令和になっても、私自身は何も変わりません。
ただ、私自身の生き方は、さらにいいものにしていきたい。

平成から令和へと移り変わるタイミングと、私自身の転機となる年が重なったのは、あくまで「たまたま」でした。
 

平成のうちに片づけられることは片づけておきたいと思い立って、自分の身の回りの整理もしてみました。
不要なゴミを処分して、大事なものを整理しました。
溜まりに溜まった紙ゴミを整理したり、大切な写真をバックアップしたり。
それだけで、かなり気分が上向きに変わってきましたよ。

いまさら、この年齢になってやっとですが、片づけの重要性と楽しさがわかるようになってきました。
片づけは、これからも続けていきたいですね。

 
さぁ、いよいよ、あと数時間で令和です。

「平成」って、字づらが好きでした。
見た目も堂々とした感じがするし、書いたらカッコよくないですか?
しゃしゃーっと書きやすいし。大人っぽく書けるじゃないですか。

「令和」って、私はいまだにピンとこないんですけど。
バランス悪くないですか? 特に「令」の字が。
どう見ても、下半身おデブですよ(笑)

フォントの問題もあって、「刀」なのか「マ」なのか、どっちやねーん! って感じだし。
アクセントも「頭高型」なのか「平版型」なのか、どこに置くねーん! って感じ。

結局「どっちでもいい」って、なんやねん、それー!!!
なんでそんなややこしい元号にしたん???

私は、「平版型」の「マ」派ですっ!