夜勤はリスクだらけ! 10年ぶりに経験した夜勤について考える。

10年ぶりくらいに、夜勤を経験した。

以前、シフト制で夜勤ありのシステム監視の仕事をしていて
転職するときには「もう二度と夜勤はやらない!」と心に決めていたので、
この年齢になってまた夜勤をやることになるとは思っていなかった。

 
そのときはまだ30代。
それでも、やっぱり、かなりしんどかった。

いっしょに仕事をしていたのは
20代の若い男性がほとんどだったが、
彼らでも相当しんどいと言っていた。

そんな過酷な環境だったので、
同時に勤務開始したメンバーは
半年も経たないうちにほとんどが退職して
入れ替わってしまった。

 
まず、昼と夜が逆転した生活をすると
人間は正常な活動ができなくなる。

私の場合は、自律神経が乱れてしまったのか、
精神的にとても不安定になってしまった。

特に、夜勤から昼勤にシフトするとき、
まったく気分が「上がってこない」ような状態が続いた。
ずっと気分が「沈んだまま」、とにかく「上がってこない」のだ。。

あとは、猛烈な眠気に襲われるようになる。
昼間はあくびばかり。
テレビを見ながら、ごはんを食べながら寝てしまっていたり。

家族にも猛反対されたので、
私自身も「もう二度と夜勤はやらない!」と誓い、
まっとうな仕事に戻ることにしたのだった。

 
10年ぶりくらいの夜勤をやったこの日は、
朝から20時くらいまで普通に仕事をしていた。

本当は16時くらいにはホテルに入って
仮眠をとって休憩するつもりでいたのだが、予定が狂った。
いつものことだ。

いつもいつも、急に仕事をふってこられる。
この日も結局、直前まで仕事に追われることになった。

夜間作業があろうと何だろうとおかまいなし。
殺す気か。

こんなんやったら、
頼まれてももう二度とやるか!!

 
20時を過ぎ、会社からほど近いホテルに向かう。
21時に寝て、0時半に起きる。

ホテルを出て、深夜、大都会のビジネス街を
ひとり歩いて会社へ向かう。

人はまばら。
おそらく帰宅途中なのだろうと思われる
サラリーマンやOLの姿がちらほらと見受けられる程度。

ここは東京と大きく違うところだろうと思う。
東京は、どんな時間でも、どこでも人だらけだ。

当然ながら、どこも真っ暗。
普段とは違う、初めて見る光景。

おそらく、これが最初で最後。
二度目はないぞ、と
自分に言い聞かせながらオフィスへ。

 
夜間作業は当然、ミスが発生しやすい状況になるため
いつもよりさらに慎重になる必要がある。
そんな状況でも作業自体は驚くほどスムーズに、
完璧なくらい予定どおり進んだ。

 
作業を終え、雑務を済ませて
会社を出たのが6時。

外はもう明るくなっていた。
これから出勤する人たちはまだ少ないが、
人が流れ始めている。

 
家に帰り着いたのは7時前。
お風呂に入って、9時頃に布団に入った。

 
15時頃に目が覚める。
あまり長時間寝てしまうと、
睡眠リズムがさらに狂ってしまうから
ほどほどにしておかないと。

起きてもまだ、目が少し充血していて痛い。
昨晩から目はかすみまくり。
近くがめちゃめちゃ見にくい。
頭も少し痛い。

そして、しばらくは時間の感覚が戻らなかった。
夕食後も、まだ昼間のような気がした。
体内時計、おそるべし。

夜勤明けの休みって、
まったく休みにならないんだよね。
ただただ、しんどいだけで。

体調だけでなく、
ブライベートにも支障でまくりやし。

 
こんなにしんどい思いして、
報酬や評価が増えるわけでもないし、
めっちゃソンしてるなぁと思う。

そういえば、10年前にも同じこと言ってたなぁ。

今回は特別、仕方なくやったけど、
ほんまにもう二度とやりたくない。

っていうか、こんなの絶対にやったらダメだよな。

 
特に女性にはリスクが高いので要注意!!
看護師さんでも、40歳を過ぎると夜勤をやめる人が多いという。

夜勤のリスクについて、
あらためてネットで調べると、、
リスクだらけで、、、こわ〜☆

こんなこと、よく何年もやってたなぁ。
おそろしい。。。

 
ちゃんと寝ないと、
きちんとした生活リズムでないと、

声が出にくくなったり、
しゃべりにくくなったり、
ものが見にくくなったり、
頭にものが入らなくなったり、
ぼーっとしたり、
動作が鈍くなったり、
正常な判断ができなくなったり、

…などといった数多くの支障が出てくる。

久々の夜勤で、つくづくそれを感じた。
やっぱり、通常の正常な日々の生活が大事なんだと思った。

 
それから数日、体調が優れなかった。
特に、胃腸の調子が悪い。

起きてる間じゅう、あくびばかり。
とにかく、だるい。

特に昼から夕方にかけては、
目を開けているのがしんどいくらい、
超絶な眠気が襲ってくる。
そして、夜はなかなか寝つけない。

そんなに簡単に、リズムは戻らないということだ。

 
もう二度とやらない。
というか、こんなこと、もうできない。

体調を崩してまで、
やらないといけない仕事なんてないでしょ。

 
もし再び夜勤をさせられそうな状況に陥ったときには、
思い切って離職することも考えている。

「最低でも50歳までは現役」と公言していたイチローでさえ
45歳で引退することを選んだのだ。

私も、そろそろ現役は引退かな。。
そりゃあ、私だっていろいろ考えるわさ〜。